基礎代謝で正しいのはどれか。
基礎代謝で正しいのはどれか。
- ⑴ 安静立位で計測する。基礎代謝は安静仰臥位で計測するのが原則であり、安静立位ではありません。
- ⑵ 体温の上昇によって減少する。体温が上昇すると代謝は活発になり、基礎代謝は増加します。
- ⑶ 同性、同年齢ならば体表面積に反比例する。同性同年齢であれば、基礎代謝は体表面積に正比例します。
- ⑷ 代謝当量〈METs〉は、作業時代謝量と安静時代謝量との差で表す。METsは作業時代謝量と安静時代謝量の差ではなく、両者の比で表されます。
- ⑸ 食後の消費エネルギー増加は、脂質摂取に比べ蛋白質摂取で大きい。食事誘発性熱産生は蛋白質摂取の方が脂質摂取より大きいことが知られています。
解説
正解は⑸です。食事誘発性熱産生(特異動的作用)は栄養素によって異なり、脂質摂取に比べて蛋白質摂取の方が食後のエネルギー消費増加が大きいことが知られています。基礎代謝は安静仰臥位で計測するのが原則であり安静立位ではなく、体温が上昇すると基礎代謝は増加します。同性同年齢であれば基礎代謝は体表面積に正比例し、METsは作業時代謝量と安静時代謝量の比で表されるため、いずれも誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成