うつ病患者が訴えることのある妄想で、最も考えられるのはどれか。
うつ病患者が訴えることのある妄想で、最も考えられるのはどれか。
- ⑴ 「この機械は自分が発明した」自らの能力を過大に評価する発明妄想は誇大妄想の一種であり、うつ病でみられる微小妄想とは異なります。
- ⑵ 「自分は貴族の末裔だから偉大である」自らを偉大だとする誇大妄想は、うつ病でみられる自分を責める微小妄想とは性質が異なります。
- ⑶ 「知らない人にいつも見張られている」見張られているという被害妄想は統合失調症などでみられやすく、うつ病の微小妄想とは性質が異なります。
- ⑷ 「自分は生きているだけで迷惑をかけている」自分を過度に責める罪業妄想であり、うつ病でみられる微小妄想の代表的な内容です。
- ⑸ 「自分はいつも他の患者から嫌がらせを受けている」嫌がらせを受けているという関係被害妄想は、うつ病の微小妄想とは性質が異なります。
解説
正解は⑷です。うつ病では自分を過度に責める微小妄想がみられることがあり、「生きているだけで迷惑をかけている」という罪業妄想はその代表的な例です。発明妄想や貴族の末裔だから偉大であるという誇大妄想、見張られているという被害妄想、嫌がらせを受けているという関係被害妄想は、いずれも誇大的あるいは被害的な内容であり、うつ病でみられる微小妄想とは性質が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成