慢性腰痛に対する生活指導で最も適切なのはどれか。
慢性腰痛に対する生活指導で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 安静にする。慢性腰痛では過度な安静はかえって機能低下を招きやすく、適切な指導とはいえません。
- ⑵ 踵の高い靴を履く。踵の高い靴は腰椎の前弯を強めて腰への負担を増すことがあり、適切な指導とはいえません。
- ⑶ 持続的作業は中腰で行う。中腰姿勢を持続することは腰椎への負担が大きく、適切な指導とはいえません。
- ⑷ 正座よりもあぐら座位を勧める。あぐら座位は腰椎に負担がかかりやすい姿勢であり、優先して勧める根拠は乏しいです。
- ⑸ 重い荷物は体に近づけて持ち上げる。荷物を体に近づけて持ち上げることで、腰椎にかかる負担を軽減できます。
解説
正解は⑸です。重い荷物を体から離した状態で持ち上げると腰椎にかかる負担が大きくなるため、体に近づけて持ち上げることで腰への負担を軽減できます。慢性腰痛では過度な安静はかえって機能低下を招くため推奨されず、踵の高い靴は腰椎の前弯を強めて負担を増すことがあります。持続的な作業を中腰で行うことや正座に比べてあぐら座位を勧めることも、腰椎への負担軽減という観点からは適切な指導とはいえません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成