臨床研究に関する倫理指針で正しいのはどれか。
臨床研究に関する倫理指針で正しいのはどれか。
- ⑴ 個人情報は誰でも閲覧できる。個人情報は厳重に管理されるべきものであり、誰でも閲覧できるとする記述は倫理指針の考え方に反します。
- ⑵ 死者に係る情報は対象である。死者に関する情報であっても、生存する遺族等の個人情報に関わる場合には倫理指針の対象に含まれます。
- ⑶ 侵襲に薬物投与は含まれない。薬物投与は身体に影響を及ぼす行為であり、倫理指針上の侵襲に含まれるとされています。
- ⑷ 研究参加中は止めることができない。研究への参加は自由意思による同意に基づくものであり、参加者はいつでも参加を中止できます。
- ⑸ 守秘義務は研究終了後に解除される。研究者の守秘義務は研究終了後も継続するものであり、終了と同時に解除されるものではありません。
解説
正解は⑵です。人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針では、死者に関する情報であっても、それが生存する遺族等の個人情報として扱われる場合には指針の対象に含まれるとされています。個人情報は原則として厳重に管理され誰でも閲覧できるものではなく、薬物投与は身体への影響を伴うため侵襲に含まれます。研究参加は同意に基づくものであり参加者はいつでも中止でき、守秘義務も研究終了後に解除されるものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成