70 歳の男性。右利き。脳梗塞後の右片麻痺。歩行はできないが車椅子移動が自力でで…
70 歳の男性。右利き。脳梗塞後の右片麻痺。歩行はできないが車椅子移動が自力でできる。車椅子への移乗は自立している。食事、整容動作は自助具を用いて自力で可能である。入浴動作は一部介助が必要である。Barthel Index の得点が10 点と採点される項目はどれか。
- ⑴ 食 事自助具を使って自力で摂取できる食事の項目は、Barthel Indexで最高点の10点と採点されます。
- ⑵ 整 容整容の項目は最高点が5点であり、自立していても10点にはならないため本症例には当てはまりません。
- ⑶ 入 浴入浴の項目は最高点が5点であり、しかも一部介助を要するため10点にはなりません。
- ⑷ 移 動移動の項目は車椅子移動の場合の得点区分が異なり、最高点も15点であるため10点にはなりません。
- ⑸ 椅子とベッド間の移乗移乗の項目は最高点が15点であり、自立していれば10点ではなくより高い点数が採点されます。
解説
正解は⑴です。Barthel Indexの食事の項目は、自助具を用いてでも自力で摂取できれば最高点の10点となります。本症例は自助具を使って自力で食事ができるため、食事の項目は10点と採点されます。整容と入浴の項目は最高点がそれぞれ5点であるため10点にはならず、入浴は一部介助を要するためさらに減点されます。移動と移乗の項目は最高点が15点であり、車椅子移動が自立していても10点ではなく別の得点区分となるため、いずれも本症例には当てはまりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成