脳血管障害のうち、日本で2021 年以降に発症数が最も多いのはどれか。
脳血管障害のうち、日本で2021 年以降に発症数が最も多いのはどれか。
- ⑴ 脳梗塞令和3 年(2021 年)以降の統計でも脳血管障害のなかで最も多く、全体のおよそ4 分の3 を占めています。高齢化に伴って割合が増えています。
- ⑵ 脳出血脳梗塞に次いで多い病型です。高血圧の管理が広まったことで割合は減っており、最も多いものにはあたりません。
- ⑶ くも膜下出血脳動脈瘤の破裂によるもので、脳梗塞や脳出血より少ない病型です。比較的若い年齢でも起こる点が特徴ですが、発症数は多くありません。
- ⑷ 脳静脈血栓症脳の静脈やその集まりである静脈洞に血栓ができる病態で、まれです。発症数の比較では上位に来ません。
- ⑸ 慢性硬膜下血腫外傷を契機として硬膜下腔に血腫がたまるもので、脳血管障害の主要な病型として数えられる脳梗塞よりはるかに少ないです。
解説
正答は⑴の脳梗塞です。令和3 年(2021 年)以降の統計でも、脳血管障害のうち脳梗塞が最も多く、全体のおよそ4 分の3 を占めています。次に多いのが脳出血で、くも膜下出血はさらに少なくなります。高血圧の管理が広まった結果として脳出血の割合が減り、高齢化に伴って脳梗塞の割合が増えたという流れを押さえておきましょう。脳静脈血栓症はまれな病態であり、慢性硬膜下血腫は外傷を契機として硬膜下腔に血腫がたまるものですので、いずれも発症数が最も多いものにはあたりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成