女性に有病率の高い疾患はどれか。
女性に有病率の高い疾患はどれか。
- ⑴ 関節リウマチ女性に多く、有病率は男性のおよそ3〜4 倍とされます。30〜50 歳代の女性に発症しやすく、手指の関節に左右対称の炎症が起こります。
- ⑵ 強直性脊椎炎若年の男性に多い疾患です。仙腸関節から脊椎へ炎症が広がって脊柱が硬くなっていくもので、女性に多いという傾向はありません。
- ⑶ 大腿骨頭すべり症肥満の傾向がある思春期の男児に多い疾患です。成長期の骨端線で大腿骨頭がずれるもので、女性に多いわけではありません。
- ⑷ 特発性大腿骨頭壊死壮年の男性に多い疾患です。多量の飲酒や副腎皮質ステロイドの使用との関連が知られており、女性に多いという傾向はありません。
- ⑸ 腰椎椎間板ヘルニア20〜40 歳代の男性に多く、男性は女性の2〜3 倍とされます。重い物を持つ作業との関連が知られています。
解説
正答は⑴の関節リウマチです。関節リウマチは女性に多く、有病率は男性のおよそ3〜4 倍とされ、30〜50 歳代で発症しやすい疾患です。手指の関節から左右対称に滑膜の炎症が起こり、朝の手のこわばりを訴えます。ほかの選択肢はいずれも男性に多い疾患です。強直性脊椎炎は若年の男性に多く、特発性大腿骨頭壊死は多量の飲酒や副腎皮質ステロイドの使用と関連して壮年の男性に多く、大腿骨頭すべり症は肥満の傾向がある思春期の男児に多く、腰椎椎間板ヘルニアも男性に多くみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成