Erikson の心理・社会的発達論で高齢者が克服すべきなのはどれか。
Erikson の心理・社会的発達論で高齢者が克服すべきなのはどれか。
- ⑴ 統 合老年期の発達課題です。自分の人生を振り返って受け入れ、意味づけられることが統合であり、果たされないときは絶望に陥ります。
- ⑵ 自発性幼児後期(およそ3〜6 歳)の課題です。自分から働きかけて遊びを広げる時期で、危機は罪悪感です。老年期の課題ではありません。
- ⑶ 自律性幼児前期(およそ1〜3 歳)の課題です。排泄の自立などを通して自分を制御する時期で、危機は恥と疑惑にあたります。
- ⑷ 同一性青年期の課題です。自分が何者であるかという感覚を確立する時期で、危機は同一性の拡散です。老年期より前の段階にあたります。
- ⑸ 基本的信頼乳児期の課題です。世話をされる経験を通じて世界を信頼できるようになる時期で、危機は不信です。8 段階の最初にあたります。
解説
正答は⑴の統合です。エリクソンの心理・社会的発達論は生涯を8 つの段階に分け、各段階に達成すべき課題と、それが果たされなかった場合の危機を対にして示しています。老年期の課題は「統合」で、危機は「絶望」です。自らの人生を振り返ってそのまま受け入れ、意味づけられることが統合にあたります。ほかの選択肢はいずれも老年期より前の段階の課題です。基本的信頼は乳児期、自律性は幼児前期、自発性は幼児後期、同一性は青年期の課題ですので、順序とあわせて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成