上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 烏口腕筋 肩伸展烏口腕筋は肩関節の屈曲と内転に働きます。伸展に働くのは広背筋や大円筋、上腕三頭筋長頭です。
- ⑵ 上腕二頭筋 前腕回外上腕二頭筋は橈骨粗面に停止するため肘の屈曲だけでなく前腕の回外にも強く働きます。正しい組合せです。
- ⑶ 上腕筋 肘伸展上腕筋は尺骨粗面に停止して肘を屈曲させます。伸展に働くのは上腕三頭筋で、作用が逆です。
- ⑷ 腕橈骨筋 肘伸展腕橈骨筋は肘の屈曲に働き、とくに前腕が中間位のときに強く作用します。伸展ではありません。
- ⑸ 長橈側手根伸筋 前腕回内長橈側手根伸筋は手関節の背屈と橈屈に働きます。前腕の回内を担うのは円回内筋と方形回内筋です。
解説
正答は⑵です。上腕二頭筋は橈骨粗面に停止するため、肘を屈曲させるだけでなく前腕を回外させる強い作用をもち、肘を屈曲した位置でとくに回外の力が大きくなります。烏口腕筋は肩関節の屈曲と内転に働き、伸展ではありません。上腕筋と腕橈骨筋はどちらも肘の屈曲に働く筋で、肘の伸展に働くのは上腕三頭筋です。長橈側手根伸筋は手関節の背屈と橈屈に働き、前腕の回内を担うのは円回内筋と方形回内筋です。停止部から作用を導く習慣をつけると迷いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成