「持続性・安定性」の評価で「現在の社会適応度」の項目を含む尺度はどれか。
「持続性・安定性」の評価で「現在の社会適応度」の項目を含む尺度はどれか。
- ⑴ BPRSBPRS は不安や幻覚、思考障害などの精神症状を18 項目で評価する尺度です。社会生活を領域別に評価するものではありません。
- ⑵ GAFGAF は心理的・社会的・職業的機能の全体を0 から100 の一つの数値で表す尺度です。領域ごとの項目に分かれていません。
- ⑶ LASMILASMI は5 領域で社会生活を評価し、「持続性・安定性」の領域に現在の社会適応度の項目が含まれます。設問の記述に一致します。
- ⑷ RehabRehab は全般的行動と逸脱行動から施設内での行動を評価する尺度です。持続性・安定性という領域の区分をもちません。
- ⑸ 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)精神障害者ケアアセスメントは支援計画を立てるために情報を整理する様式です。持続性・安定性の領域として評価する尺度ではありません。
解説
正答は⑶のLASMI です。LASMI は精神障害者の社会生活を「日常生活」「対人関係」「労働または課題の遂行」「持続性・安定性」「自己認識」の5 領域で評価する尺度で、このうち持続性・安定性の領域に現在の社会適応度を問う項目が置かれています。BPRS は精神症状を18 項目で評価する尺度、GAF は機能の全体を0 から100 の一つの数値で表す尺度、Rehab は全般的行動と逸脱行動を評価する尺度、精神障害者ケアアセスメントは支援計画のために情報を整理する様式であり、いずれもこの項目を含みません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成