ICU での早期リハビリテーションにおける作業療法士の役割で最も適切なのはどれか…
ICU での早期リハビリテーションにおける作業療法士の役割で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 急性期の栄養管理を行う。急性期の栄養管理は医師や管理栄養士が中心となって行います。作業療法士は活動量の情報を提供する立場にとどまります。
- ⑵ 摂食嚥下機能の治療を行う。摂食嚥下機能の治療は医師や言語聴覚士が中心に担います。作業療法士は姿勢や食事動作の面から関わります。
- ⑶ スタッフの適切な配置を判断する。職員の配置を決めるのは管理者の役割です。作業療法士がチーム内で判断する事項ではありません。
- ⑷ ベッドサイドの医療機器を整備する。人工呼吸器などの医療機器の点検や整備は臨床工学技士などが担います。作業療法士は安全の確認に協力する立場です。
- ⑸ 退院後の日常生活機能を早期より予測する。早い時期から退院後の日常生活機能を予測し、そこから逆算して目標と関わり方を組み立てることが作業療法士に求められる役割です。
解説
正答は⑸です。集中治療室での早期リハビリテーションにおいて作業療法士に求められるのは、全身状態を確かめながら早い時期から関わり、退院後にどの程度の日常生活機能が見込めるかを予測して、そこから逆算した目標と関わり方を組み立てることです。これによって不要な安静による機能低下を防げます。栄養管理は医師や管理栄養士、摂食嚥下機能の治療は医師や言語聴覚士が中心となり、人員の配置の判断は管理者、医療機器の整備は臨床工学技士などが担いますので、いずれも作業療法士の役割ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成