作業と改善が期待される機能の組合せで最も適切なのはどれか。
作業と改善が期待される機能の組合せで最も適切なのはどれか。
- ⑴ 籐のかご編み 視覚運動協応編み目を目で確かめながら籐を隙間に通す作業で、見た情報に合わせて手を動かす視覚運動協応の改善が期待できます。
- ⑵ 機織りの整経 手指巧緻性整経は経糸を一定の長さに張る両上肢の大きな動きが主となる工程です。手指の細かい操作を要する作業ではありません。
- ⑶ 陶芸のたたら作り 構成能力たたら作りは粘土を均一な板状に伸ばす作業で、力の加減が主となります。形を組み立てる構成能力を主に用いる工程ではありません。
- ⑷ 和紙のちぎり絵作り 記憶力ちぎり絵は紙をちぎって貼る手指の操作と注意の持続を要する作業です。記憶力の改善を主な目的とする作業ではありません。
- ⑸ フィンガーペインティング 手指筋力フィンガーペインティングは指で絵の具を広げる作業で、感覚の刺激や情動の解放が目的です。筋力への負荷はごく小さいです。
解説
正答は⑴です。籐のかご編みは、編み目の位置を目で確かめながら籐の先を隙間に通していく作業ですので、見た情報に合わせて手を動かす視覚運動協応の改善が期待できます。ほかの組合せは作業の特徴と機能が対応していません。機織りの整経は経糸を一定の長さに張る両上肢の大きな動きが主で、手指の巧緻性を要する工程ではありません。陶芸のたたら作りは粘土を板状に伸ばす力の調整が主となり、和紙のちぎり絵は手指の細かい操作と注意を要する作業で、フィンガーペインティングは感覚や情動の解放を目的とします。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成