ソクマル作業療法士

33 歳の女性。1 年前から娘の不登校で心労が重なっていた。1 か月前から不眠と…

33 歳の女性。1 年前から娘の不登校で心労が重なっていた。1 か月前から不眠と意欲低下が出現した。2 週前からは口数が減り、食事をほとんど口にせず、「私は母親失格です」と涙をこぼすようになった。夫に付き添われ精神科を受診し入院となり、作業療法が開始された。入院10 日目、担当する作業療法士に「もう死なせて下さい。今日で終わりにしたいです」と訴えた。作業療法士の対応で適切なのはどれか。

解説

正答は⑷です。死にたいという訴えを受けたときは、否定も励ましもせずに真剣に受け止め、その気持ちの背景を本人の言葉で語ってもらう姿勢が適切です。語ることそのものが緊張を和らげ、危険の程度を評価して主治医やチームに正確に伝えるための情報にもなります。他人と比べたり頑張るよう促したり我慢を求める言葉は、理解されないという思いを強めて孤立させます。薬の効果の問題として片づける返答も、本人の訴えに向き合わないまま話を終わらせてしまう対応になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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