ソクマル作業療法士

70 歳の男性。前頭側頭型認知症。元来真面目な性格であった。ここ数年は平気で他人…

70 歳の男性。前頭側頭型認知症。元来真面目な性格であった。ここ数年は平気で他人の物を盗るようになり、注意されても意に介さなくなった。また、些細なことで怒り出すため、対応に困った家族が主治医と相談し、デイケアに通所し、作業プログラムに参加することになった。この患者への対応で適切なのはどれか。 2 つ選べ。

解説

正答は⑷と⑸です。前頭側頭型認知症では抑制が効かなくなって他人の物を持ち去ったり怒り出したりする一方、同じ行動を繰り返す常同性が保たれます。この特徴を活かし、道具を見やすい場所に置いて手に取る流れを分かりやすくし、作業を決まった手順で繰り返し行わせると、混乱や逸脱した行動を減らして落ち着いて参加できます。抽象的な指示は理解が難しく、失敗を叱責しても行動は改まらず反発を招きます。頻繁な席替えは慣れた環境と手順を崩してしまい、いずれも症状を悪化させる対応です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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