ソクマル作業療法士

57 歳の女性。右利き。5 年前から多発性筋炎でステロイド治療中。約1 か月前か…

57 歳の女性。右利き。5 年前から多発性筋炎でステロイド治療中。約1 か月前から四肢の脱力と易疲労性が著しく、多発性筋炎の増悪と診断された。嚥下機能は保たれている。スプーンの把持は可能だが、食事の途中で口まで運べなくなり介助を要する。この患者への対応で適切なのはどれか。

解説

正答は⑴です。スプーンを握ることはできるのに口まで運べないという状態は、手指ではなく肩や肘といった近位筋の筋力低下と易疲労性によるものです。BFO は前腕を受けに乗せて支え、わずかな力で水平方向に動かして口元まで運べるようにする装具ですので、この患者の食事の自立に直接役立ちます。柄の形状の工夫は把持が難しい場合の対応であり本例には合いません。上肢の使用を控えれば廃用が進み、高負荷の筋力増強訓練は増悪期の筋炎では筋の破壊を助長するため行いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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