ソクマル作業療法士

78 歳の男性。病室からリハビリテーション室まで歩いて来室した。到着後に息苦しく…

78 歳の男性。病室からリハビリテーション室まで歩いて来室した。到着後に息苦しく動悸がすると訴えたため、直ちに心電図検査が施行された。心電図(別冊No. 4)を別に示す。心電図の所見で正しいのはどれか。

解説

正答は⑶の心房細動です。心房細動の心電図では、P 波が消えて基線が細かく不規則に揺れ、QRS 波の間隔(RR 間隔)がまったく不規則になります。歩いて来室したあとに動悸と息苦しさを訴えるという経過も、心房細動による心拍数の上昇に合います。心室細動は心室が無秩序に震える状態で、意識を失い直ちに除細動を要しますので、訴えを口にできる本例には当てはまりません。心室頻拍は幅の広いQRS 波が規則的に連続し、心室性期外収縮は幅の広い波が単発で割り込み、完全房室ブロックはP 波とQRS 波が無関係に現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

この回を通して解く