肺気量分画のうちの2 つを用いて肺胞換気量を算出する場合、使用するのはどれか。 …
肺気量分画のうちの2 つを用いて肺胞換気量を算出する場合、使用するのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 残気量最大に息を吐いた後も肺に残る空気の量です。1 回の呼吸でガス交換に使われる量の計算には用いません。
- ⑵ 1 回換気量1 回の呼吸で吸い込んだ空気の量です。ここから死腔の分を差し引くことで、実際にガス交換に使われる量が求められます。
- ⑶ 死腔換気量気道に留まってガス交換に関わらない空気の量です。1 回換気量からこの分を差し引くことで肺胞換気量が求められるため、計算に用います。
- ⑷ 予備吸気量安静時の吸気からさらに吸い込める量です。肺の予備能力を示す値であり、肺胞換気量の計算には用いません。
- ⑸ 予備呼気量安静時の呼気からさらに吐き出せる量です。肺の予備能力を示す値であり、肺胞換気量の計算には用いません。
解説
正答は⑵と⑶です。肺胞換気量は実際にガス交換に使われる空気の量ですので、1 回の呼吸で吸い込んだ量である1 回換気量から、気道に留まってガス交換に関わらない死腔換気量を差し引いて求めます。1 分間の値にする場合はこれに呼吸数を掛けます。残気量は最大に息を吐いた後も肺に残る量、予備吸気量は安静吸気からさらに吸える量、予備呼気量は安静呼気からさらに吐ける量で、いずれも1 回の呼吸でガス交換に使われる量の計算には用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成