月経で誤っているのはどれか。
月経で誤っているのはどれか。
- ⑴ 分泌期は10 日間である。誤った記述なのでこれが正答です。分泌期は約14 日間で、この長さはほぼ一定です。周期の長さの違いは増殖期の長さによって生じます。
- ⑵ 月経血は非凝固性である。記述として正しいです。月経血は線維素が溶かされるため凝固せず、そのまま流出します。
- ⑶ 月経期は黄体の退縮により生じる。記述として正しいです。黄体が退縮してプロゲステロンとエストロゲンが減ることで、子宮内膜が剥がれ落ちて月経が起こります。
- ⑷ エストロゲンは子宮内膜の再生に作用する。記述として正しいです。エストロゲンは月経後の子宮内膜を再生させ、増殖期に厚みを増やす働きをもちます。
- ⑸ プロゲステロンは子宮内膜の分泌活動に作用する。記述として正しいです。プロゲステロンは子宮内膜の分泌活動を高め、受精卵が着床しやすい状態を作ります。
解説
正答は⑴です。分泌期すなわち黄体期は約14 日間で、10 日間という記述は誤りです。排卵後に形成された黄体からプロゲステロンが分泌される期間はほぼ一定の14 日前後であり、月経周期の長さの違いは主に排卵前の増殖期の長さによって生じます。ほかの記述は正しい内容です。月経血は線維素が溶かされるため凝固せず、月経期は黄体が退縮してプロゲステロンとエストロゲンが減ることで起こります。エストロゲンは子宮内膜を再生・増殖させ、プロゲステロンは内膜の分泌活動を高めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成