タイプⅡ筋線維と比較した場合のタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。
タイプⅡ筋線維と比較した場合のタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。
- ⑴ 発生張力が弱い。タイプⅠ筋線維は収縮が遅く発生する張力も小さい代わりに疲労しにくく、姿勢の保持のような持続的な活動に適しています。
- ⑵ 筋線維の径が太い。径が太いのはタイプⅡ筋線維です。タイプⅠ筋線維は細く、大きな力を短時間に出す構造ではありません。
- ⑶ 酸化酵素活性が低い。酸化酵素の活性は高いです。酸素を使ってエネルギーを作る仕組みが発達しているため、疲労しにくい性質が生まれます。
- ⑷ ミオグロビン量が少ない。酸素を蓄えるミオグロビンは多く、そのため赤みが強く赤筋と呼ばれます。少ないのはタイプⅡ筋線維です。
- ⑸ ミトコンドリア密度が低い。ミトコンドリアの密度は高いです。有酸素的にATP を作る能力が高いことが、持続的な収縮を支えています。
解説
正答は⑴です。タイプⅠ筋線維は遅筋あるいは赤筋と呼ばれ、収縮の速度が遅く発生する張力も小さい代わりに、疲労しにくく姿勢の保持のような持続的な活動に適しています。この性質は酸素を使ってエネルギーを作る仕組みに支えられており、酸化酵素の活性が高く、酸素を蓄えるミオグロビンが多く、ミトコンドリアの密度も高いという特徴を伴います。筋線維の径はタイプⅡ筋線維より細いです。したがって残りの4 つはいずれもタイプⅡ筋線維の特徴になっており、記述の高低が逆になっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成