精神科作業療法のインテーク面接時に聞き取る内容で適切でないのはどれか。
精神科作業療法のインテーク面接時に聞き取る内容で適切でないのはどれか。
- ⑴ 趣 味記述として適切です。趣味は作業種目を選ぶ手がかりになり、本人が語りやすい話題でもあるため初回の面接に向いています。
- ⑵ 将来の希望記述として適切です。本人が望む生活を知ることは目標を共有する出発点になり、初回の面接で確かめておく内容です。
- ⑶ 発病時の状況適切でない記述なのでこれが正答です。発病時の状況は診療録などから得られる情報で、初回の面接で踏み込むと不安を強め、信頼関係を損ないます。
- ⑷ 困っていること記述として適切です。本人が今困っている内容は支援の出発点ですので、初回の面接で必ず確かめておきます。
- ⑸ 作業療法でやりたい種目記述として適切です。本人が希望する種目を聞くことは参加の動機を高め、プログラムを具体化するために役立ちます。
解説
正答は⑶です。インテーク面接は作業療法を始めるにあたって本人と初めて向き合う場ですので、困っていることや将来の希望、趣味、やってみたい種目といった、これからの支援に直接つながる話題を本人の言葉で聞き取ります。発病時の状況は診療録や主治医、家族からも得られる情報であり、初回の面接でつらい体験に踏み込むと不安を強めて信頼関係を損ないますので、聞き取る内容としては適切ではありません。ほかの選択肢はいずれも本人の関心や生活上の課題を知るための質問として適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成