ASIA 機能障害尺度〔ASIA Impairment Scale〈AIS〉〕で…
ASIA 機能障害尺度〔ASIA Impairment Scale〈AIS〉〕で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 握力を測定する。神経学的評価の項目に握力はありません。手指の機能は第8 頸髄節のキーマッスルとして手指屈曲を徒手筋力テストで調べます。
- ⑵ 触覚を評価する。感覚は左右28 か所の皮膚分節について、軽く触れる触覚と痛覚を0 から2 の3 段階で調べます。触覚の評価は含まれています。
- ⑶ 関節可動域を測定する。関節可動域は神経学的評価の項目に含まれません。損傷高位と残存機能を運動と感覚から判定する尺度です。
- ⑷ 運動は6 段階で評価する。運動は左右10 対のキーマッスルについて、徒手筋力テストの0 から5 の6 段階で評価します。
- ⑸ 第4 頸髄節の運動を評価する。キーマッスルは第5 頸髄節の肘屈曲から始まりますので、第4 頸髄節の運動は評価しません。この分節は感覚によって高位を判定します。
解説
正答は⑵と⑷です。ASIA 機能障害尺度を判定するための神経学的評価では、感覚は左右28 か所の皮膚分節について軽く触れる触覚と痛覚を0 から2 の3 段階で調べ、運動は左右10 対のキーマッスルを徒手筋力テストの0 から5 の6 段階で調べます。したがって触覚の評価と運動の6 段階評価が正しい記述です。握力や関節可動域は評価項目に含まれません。またキーマッスルは第5 頸髄節の肘屈曲から始まりますので、第4 頸髄節の運動は評価せず、この分節は感覚によって高位を判定します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成