推測統計量に含まれるのはどれか。
推測統計量に含まれるのはどれか。
- ⑴ 期待値期待値は母集団の確率分布に対して定義される量で、標本から母集団を推し量る推測統計の枠組みに属します。
- ⑵ 最大値手元のデータの中で最も大きい値を示す記述統計量です。母集団について推定するための量ではありません。
- ⑶ 中央値データを大きさの順に並べたときの中央の値で、分布を要約する記述統計量です。外れ値に強い代表値として使われます。
- ⑷ 平均値標本のデータから計算する記述統計量です。母集団に対して定義される期待値と言葉が似ているため、混同しやすい点です。
- ⑸ 標準偏差データのばらつきの大きさを要約する記述統計量です。母分散の推定に用いられますが、それ自体は記述統計量にあたります。
解説
正答は⑴の期待値です。推測統計は標本から母集団の性質を推し量る統計であり、母集団の確率分布に対して定義される期待値はその代表的な量にあたります。一方、最大値・中央値・平均値・標準偏差は、手元にあるデータの分布を要約して示す記述統計量です。同じ「平均」という言葉でも、母集団について理論的に定める期待値と、標本のデータから計算する平均値は区別して扱います。推測統計ではこの期待値や母分散を推定し、区間推定や検定によって母集団についての判断を行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成