ICF の構成要素である「活動と参加」に分類されるのはどれか。 2 つ選べ。
ICF の構成要素である「活動と参加」に分類されるのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 意思決定意思決定は「学習と知識の応用」の章に含まれる活動と参加の項目です。知識を用いて選択し決める行為として位置づけられています。
- ⑵ 睡眠の質睡眠の質は心身機能の「睡眠機能」の下位項目です。生活場面での実行ではなく身体の機能そのものなので、活動と参加には入りません。
- ⑶ 社会的態度社会全体の慣習や価値観を指す環境因子の項目です。本人の行為ではありませんので、活動と参加には分類されません。
- ⑷ 複雑な計算心身機能の「計算機能」の下位項目として挙げられる用語です。活動と参加にも「計算」という項目が別に置かれており、混同しやすい点です。
- ⑸ 基本的な対人関係基本的な対人関係は「対人関係」の章に含まれる活動と参加の項目で、他者と場に応じたやり取りをする行為を指します。
解説
正答は⑴と⑸です。ICF の「活動と参加」は、学習と知識の応用、一般的な課題と要求、コミュニケーション、運動・移動、セルフケア、家庭生活、対人関係、主要な生活領域、コミュニティ・社会生活という9 つの章で構成されます。意思決定は「学習と知識の応用」の章に、基本的な対人関係は「対人関係」の章に位置づけられます。一方、睡眠の質と複雑な計算は心身機能の項目であり、社会的態度は環境因子の項目です。同じ言葉でも、身体の機能そのものを指すのか生活場面での実行を指すのかで分類先が変わる点に注意します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成