ソクマル作業療法士

33 歳の女性。統合失調症。半年ほど前から「誰かに見張られている」と言い、近隣で…

33 歳の女性。統合失調症。半年ほど前から「誰かに見張られている」と言い、近隣でのトラブルが続いて再入院となった。入院後、生活リズムの改善を目的に本人が希望した手工芸の活動が開始された。作業療法開始3 週で安定して活動に参加できるようになったが、依然として意欲低下があり、活動中に「見張られていて不安だから作業療法をやめたい」と申し出た。この時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。

解説

正答は⑷です。「見張られている」という訴えは残っていても、3 週にわたって安定して参加できているのですから、本人が希望した手工芸を続けられるよう支持的に声をかけ、参加の場を保つことが最も適切です。生活リズムの改善という当初の目的にも合います。妄想の内容を詳しく聞き出すと妄想に注意が集中して訴えが強まりやすく、事実がないと説明すれば理解されないと感じて信頼関係が損なわれます。直ちに中止すれば生活リズムを整える機会を失い、種目の変更は本人の希望を無視することになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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