ソクマル作業療法士

50 歳の男性。1 年前より物忘れのために仕事で失敗が認められるようになった。ま…

50 歳の男性。1 年前より物忘れのために仕事で失敗が認められるようになった。また、通勤中道に迷うようになったため、3 か月前に退職。精神科病院でAlzheimer 型認知症の診断を受け、精神科作業療法に通うこととなった。この患者の症状を評価する尺度で最も適切なのはどれか。

解説

正答は⑴のNPI です。NPI は妄想、幻覚、興奮、抑うつ、不安、無為などの行動・心理症状について、頻度と重症度を介護者から聴き取って評価する尺度で、アルツハイマー型認知症の症状評価に広く用いられます。本例は物忘れや道に迷うといった認知機能の低下に加え、退職に至る生活上の変化を伴っていますので、生活場面に現れる症状を把握できるこの尺度が適します。PANSS とSANS は統合失調症の症状を評価する尺度、RAS は回復に対する本人の主体性を測る尺度で、認知症の症状評価には向きません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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