ソクマル作業療法士

11 歳の女児。不登校を心配した母親に連れられて来院した。幼少期に人見知りはせず…

11 歳の女児。不登校を心配した母親に連れられて来院した。幼少期に人見知りはせず、抱っこをせがむこともなかった。保育園では一人遊びが多かった。現在の成績は上位。運動は苦手だがサッカー観戦は好きで、地元チームの選手の背番号と生年月日を全て記憶している。冗談が通じずクラスで仲間外れになることがある。この児の障害で正しいのはどれか。

解説

正答は⑵です。人見知りをせず抱っこをせがまなかった乳幼児期、一人遊びの多さ、選手の背番号と生年月日を全て覚えるという限定された強い興味、冗談が通じず仲間外れになる対人交流の困難という経過から、自閉スペクトラム症が考えられます。この障害では音や光、触感、味やにおいへの感覚過敏あるいは鈍麻を伴うことが多く、集団生活の困難や不登校の背景になります。偏食はまれではなく多くみられ、他人の感情の読み取りは苦手で、日常習慣の変更も受け入れにくいという特徴があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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