ソクマル作業療法士

30 歳の男性。会社員。中学生の頃より人前で話すときに緊張が強くなり、人と会うの…

30 歳の男性。会社員。中学生の頃より人前で話すときに緊張が強くなり、人と会うのを避けるようになった。大学卒業後に就職し、顧客との交渉が多い部署に配属となった。プレゼンテーションの際には動悸、発汗および腹痛が出現し、うまく行えなかった。仕事の業績も落ち込んだため精神科を受診した。最も考えられるのはどれか。

解説

正答は⑵の社交不安症です。人前で話す場面に限って強い緊張が生じ、動悸・発汗・腹痛といった自律神経症状が現れて、人と会う状況そのものを避けるという経過は、他者から注目される場面への恐れを中心とする社交不安症に一致します。中学生の頃からの経過も、この障害が思春期に発症しやすいことと合います。持続性抑うつ症は慢性の抑うつ気分、身体症状症は身体の症状へのとらわれ、全般不安症は多方面への持続的な心配、パニック症は状況と無関係に起こる発作が中心で、場面が限られる本例には当てはまりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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