ソクマル作業療法士

54 歳の女性。手内筋が萎縮し、環指と小指はMP 関節が過伸展し、PIP 関節・…

54 歳の女性。手内筋が萎縮し、環指と小指はMP 関節が過伸展し、PIP 関節・DIP 関節が屈曲している。また、環指と小指のしびれの訴えがある。薬物療法と装具療法が開始された。この患者が使用する装具で適切なのはどれか。

解説

正答は⑵です。環指と小指のMP 関節が過伸展しPIP・DIP 関節が屈曲する鷲手の変形に、手内筋の萎縮と同じ指のしびれを伴うことから尺骨神経麻痺と考えられます。鷲手では虫様筋の麻痺でMP 関節を屈曲位に保てないため、MP 関節を屈曲方向へ補助するナックルベンダーが適切です。MP 関節の過伸展を抑えると指伸筋の力がPIP・DIP 関節の伸展に伝わり、指先まで伸ばせるようになります。ほかの装具は母指の対立や手関節の背屈を対象としており、この変形には対応しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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