統合失調症の陰性症状はどれか。 2 つ選べ。
統合失調症の陰性症状はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 意欲低下意欲の低下は陰性症状の代表で、身辺の整容や活動への関心が乏しくなります。慢性期に残りやすい症状です。
- ⑵ 感情の平板化感情の平板化は表情や声の抑揚が乏しくなる状態で、陰性症状の中核をなします。
- ⑶ 幻覚実際にはないものを知覚する症状で、幻聴が代表です。本来ないものが加わる陽性症状に分類されます。
- ⑷ 妄想訂正できない誤った確信であり、陽性症状に分類されます。陰性症状ではありません。
- ⑸ 連合弛緩話のつながりが緩んでまとまらなくなる思考の障害で、陽性症状に含まれます。
解説
正解は⑴と⑵です。統合失調症の陰性症状は、本来あるはずの働きが失われる形で現れるもので、感情の平板化、意欲の低下、思考内容の貧困、社会的なひきこもりなどが含まれます。これに対し陽性症状は本来ないものが加わる形で現れ、幻覚、妄想、思考の流れがまとまらなくなる連合弛緩が代表です。陰性症状は薬物への反応が乏しく慢性に残りやすいため、作業療法では活動性を引き出す関わりが求められます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成