うつ病と比較した場合の双極性障害の特徴はどれか。
うつ病と比較した場合の双極性障害の特徴はどれか。
- ⑴ 発症年齢が低い。双極性障害は10代後半から20代での発症が多く、うつ病より発症年齢が低いという特徴があります。
- ⑵ 生涯有病率が高い。生涯有病率は1パーセント前後で、数パーセントとされるうつ病より低くなります。高いという記述は誤りです。
- ⑶ 遺伝的素因が少ない。双生児研究などから、うつ病より遺伝の関与が強いことが示されています。少ないという記述は逆です。
- ⑷ 自殺のリスクが低い。病相の変動が大きく、自殺の危険はうつ病より高いと報告されています。低いという記述は誤りです。
- ⑸ 生涯有病率の男女差が大きい。男女差が大きいのはうつ病の方で、女性が男性のおよそ2倍です。双極性障害では男女差がほとんどありません。
解説
正解は⑴です。双極性障害はうつ病より若い年代で発症し、10代後半から20代での発症が多いとされています。生涯有病率はうつ病が数パーセントであるのに対し双極性障害は1パーセント前後で低く、遺伝的な素因はうつ病より強く関与します。病相の変動が大きいため自殺の危険もうつ病より高いことが知られています。うつ病では女性が男性のおよそ2倍と男女差が目立つ一方、双極性障害ではほとんど差がありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成