感染症で正しいのはどれか。
感染症で正しいのはどれか。
- ⑴ 疥癬はネズミによって媒介される。疥癬はヒゼンダニによる皮膚の感染で、接触によってヒトからヒトへ広がります。ネズミが媒介するのはつつが虫病などです。
- ⑵ 帯状疱疹は麻疹と同じウイルスが原因で発症する。帯状疱疹は神経節に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こります。麻疹ウイルスとは別の種類です。
- ⑶ ボツリヌス菌による食中毒は感染型である。食品中であらかじめ作られた毒素を摂ることで起こる毒素型です。菌が腸管で増えて発症する感染型ではありません。
- ⑷ ポリオは血液を介して感染する。主な経路は糞口感染で、口から入ったウイルスが腸管で増えます。血液を介した感染が中心ではありません。
- ⑸ レジオネラ症は空調設備が感染源となる。冷却塔水や循環式浴槽で増えた菌を含む細かい水滴を吸い込んで感染するため、空調設備が感染源になります。正しい記述です。
解説
正解は⑸です。レジオネラ属菌は冷却塔水や循環式浴槽などの水環境で増え、細かい水滴を吸い込むことで感染するため、空調設備が感染源になります。疥癬はヒゼンダニが接触によってヒトからヒトへ移るもので、ネズミは関係しません。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化で起こり、麻疹ウイルスとは別です。ボツリヌス菌による食中毒は食品中で作られた毒素による毒素型で、ポリオは経口感染で広がります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成