先天性心疾患の中で頻度が高いのはどれか。
先天性心疾患の中で頻度が高いのはどれか。
- ⑴ 三尖弁狭窄症先天性のものはまれで、単独で生じることはほとんどありません。頻度の高い疾患には当たりません。
- ⑵ 動脈管開存症頻度は高い部類に入りますが、心室中隔欠損症や心房中隔欠損症には及びません。最多ではありません。
- ⑶ 肺動脈狭窄症一定の頻度はあるものの最多ではありません。ファロー四徴症を構成する所見の一つとしても現れます。
- ⑷ 心室中隔欠損症先天性心疾患の中で最も頻度が高く、全体のおよそ3分の1から半数を占めるとされています。
- ⑸ 心房中隔欠損症頻度の高い群に入りますが最多ではありません。症状が乏しく成人になってから見つかることもある疾患です。
解説
正解は⑷です。先天性心疾患のうち心室中隔欠損症は最も頻度が高く、全体のおよそ3分の1から半数を占めるとされ、次いで心房中隔欠損症や動脈管開存症が続きます。小さな欠損では自然に閉じることも多い一方、大きい場合は左右短絡によって肺血流が増え、心不全や肺高血圧を来します。頻度の順序は繰り返し問われる知識なので、代表的な疾患の並びとしてまとめて押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成