骨粗鬆症の危険因子で誤っているのはどれか。
骨粗鬆症の危険因子で誤っているのはどれか。
- ⑴ 長期の臥床骨への荷重刺激が減って骨吸収が進むため、危険因子として正しい記述です。誤っている選択肢ではありません。
- ⑵ ビタミンA の不足骨粗鬆症で問題になるのはビタミンDやビタミンKの不足で、ビタミンAはむしろ過剰摂取が骨折の危険を高めます。危険因子としては誤った記述です。
- ⑶ エストロゲンの減少閉経後は骨吸収を抑える働きが失われて骨量が急速に減ります。危険因子として正しい記述です。
- ⑷ 原発性副甲状腺機能亢進症副甲状腺ホルモンの過剰により骨吸収が進みます。続発性骨粗鬆症の原因として正しい記述です。
- ⑸ 副腎皮質ステロイドの長期投与骨形成の抑制とカルシウム吸収の低下を起こす代表的な危険因子です。記述は正しいため正答ではありません。
解説
正解は⑵です。骨の健康にとって不足が問題になるのはビタミンDとビタミンKであり、ビタミンAは不足ではなく過剰摂取が骨折の危険を高める方向に働くため、危険因子の記述として誤っています。長期の臥床は骨に加わる力学的な刺激を失わせ、閉経に伴うエストロゲンの減少は骨吸収を進めます。原発性副甲状腺機能亢進症や副腎皮質ステロイドの長期投与も骨量を減らす代表的な要因です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成