装具療法の主たる目的でないのはどれか。
装具療法の主たる目的でないのはどれか。
- ⑴ 機能の補助短下肢装具が下垂足を補うように、失われた機能を代償するのは装具の主な目的です。記述として正しいので正答にはなりません。
- ⑵ 局所の免荷坐骨支持装具のように患部への荷重を減らす目的で用いられます。記述は正しく、正答ではありません。
- ⑶ 筋力の強化筋力は収縮と負荷によって高まるもので、装具は外から支えるだけです。主たる目的に当たらないため、これが正答になります。
- ⑷ 疼痛の軽減関節の動きを制限して痛みを和らげる目的があり、記述として正しいため正答ではありません。
- ⑸ 変形の矯正側弯症の体幹装具のように変形の進行を防いで矯正する目的で用いられます。正しい記述です。
解説
正解は⑶です。装具は身体の外から支える道具であり、変形の矯正、局所の免荷、疼痛の軽減、失われた機能の補助が主な目的になります。筋力は筋を収縮させて負荷をかけることで高まるものなので、装具を装着しただけで強くなることはありません。むしろ長期間頼りきると、支えられた部位の筋活動が減って筋力が落ちることもあります。目的をはっきりさせ、必要な期間だけ使う判断が求められます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成