抗てんかん薬の副作用で最も頻度の低いのはどれか。
抗てんかん薬の副作用で最も頻度の低いのはどれか。
- ⑴ 傾眠中枢神経の興奮を抑える作用に伴って高い頻度で生じます。日中の眠気として現れる代表的な副作用です。
- ⑵ 複視カルバマゼピンなどで血中濃度が高いときに現れやすく、めまいと並んでよくみられる副作用です。
- ⑶ めまいふらつきとともに用量に応じて現れる代表的な副作用で、頻度は高い部類に入ります。
- ⑷ 肝機能障害多くの抗てんかん薬は肝で代謝されるため肝機能障害は生じうる副作用で、定期的な採血で確認するほどの頻度があります。
- ⑸ 末梢神経障害末梢神経障害は長期大量投与でまれに報告される程度で、他の選択肢に比べて頻度が最も低い副作用です。
解説
正解は⑸です。抗てんかん薬に共通する副作用は中枢神経を抑える作用に由来するもので、傾眠、複視、めまい、ふらつきが用量に応じて現れます。多くが肝で代謝されるため肝機能障害も比較的よくみられ、定期的な血液検査で確認します。これに対し末梢神経障害は長期大量投与でまれに報告される程度で、頻度は最も低いといえます。作業療法では眠気やふらつきによる転倒に注意しながら進める必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成