骨格筋の筋張力で正しいのはどれか。
骨格筋の筋張力で正しいのはどれか。
- ⑴ 全張力と静止張力の和が活動張力となる。関係が逆です。活動張力と静止張力の和が全張力であり、全張力から静止張力を引いたものが活動張力です。
- ⑵ 活動張力は筋長が長くなるほど大きくなる。活動張力は筋節が至適長のときに最大となり、それより長くなると筋フィラメントの重なりが減って低下します。
- ⑶ 求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が大きい。求心性収縮では速度が速いほど発揮できる最大筋張力は小さくなります。記述は向きが逆です。
- ⑷ 筋張力が一定の場合、短縮速度は負荷が小さいほど速い。力速度関係のとおり、負荷が小さいほど短縮速度は速くなります。負荷が最大張力に近づくと短縮できなくなります。
- ⑸ 求心性運動は遠心性運動より大きな筋張力を発揮することができる。発揮できる張力は遠心性収縮のほうが求心性収縮より大きくなります。記述は逆になっています。
解説
正解は⑷です。筋の力と速度の関係を示す力速度曲線では、短縮性(求心性)収縮において負荷が小さいほど短縮速度は速くなり、負荷が最大張力に近づくにつれて速度はゼロに近づきます。全張力は活動張力と静止張力の和であり、活動張力は筋節が至適の長さのときに最大となって、それより長くても短くても低下します。また発揮できる張力は、遠心性収縮のほうが求心性収縮より大きくなることも押さえておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成