作業療法における診療参加型実習で最も適切なのはどれか。
作業療法における診療参加型実習で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 集団作業療法による実習は含まない。集団作業療法も診療の一場面であり、実習の対象に含まれます。個別の関わりだけに限定されるものではありません。
- ⑵ 一対一の師弟関係の構築を最優先する。複数の職員が関わる指導体制が重視されます。一対一の師弟関係に依存すると、学生の負担や指導の偏りが生じやすくなります。
- ⑶ 見学、模倣、実施の順に実習を進める。見学、模倣、実施と段階的に責任を広げていく進め方が診療参加型実習の基本で、学生が診療チームの一員として学ぶ形をとります。
- ⑷ 担当患者の症例レポートの作成が必須である。詳細な症例レポートの作成は必須とされていません。学生の過度な負担を避け、診療への参加そのものを学びの中心に置きます。
- ⑸ 最終的には指導者の監督なしに作業療法を実施する。学生は資格を有していないため、最後まで指導者の監督のもとで実施します。監督なしに実施することは認められません。
解説
正解は⑶です。診療参加型実習は、学生が診療チームの一員として段階的に関わる形式で、まず見学し、次に指導者の指導のもとで模倣し、最後に監督下で実施するという順で進めます。集団作業療法も実習の対象に含まれ、特定の指導者との一対一の関係よりも複数の職員による指導体制が重視されます。学生の負担が大きい症例レポートは必須とされておらず、実施は最後まで指導者の監督のもとで行う点にも注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成