統合失調症の認知機能障害の改善に焦点を当てたプログラムで、パソコン上の教育用ソフ…
統合失調症の認知機能障害の改善に焦点を当てたプログラムで、パソコン上の教育用ソフトウェア課題を用いるのはどれか。
- ⑴ LASMI精神障害者の社会生活能力を測る評価尺度であり、訓練のプログラムではありません。名称が似た略号に惑わされないようにしましょう。
- ⑵ NEARパソコン上の教育用ソフトウェア課題を用いて認知機能の改善を図る認知矯正療法のプログラムで、意欲を引き出す工夫が組み込まれています。
- ⑶ SCIT表情の認知や他者の意図の読み取りなど社会認知に働きかけるグループ訓練です。パソコン課題を中心とするプログラムではありません。
- ⑷ SFS社会機能を測る評価尺度であり、認知機能を訓練するプログラムではありません。
- ⑸ WRAP当事者が自分の元気を保つための行動計画を作る自己管理の手法です。認知機能の訓練を目的とするものではありません。
解説
正解は⑵です。NEARはパソコン上の教育用ソフトウェアによる課題を用いて、注意や記憶、遂行機能といった認知機能の改善を図る認知矯正療法のプログラムです。学習意欲を引き出す工夫と、グループでの振り返りを組み合わせる点にも特徴があります。LASMIとSFSは社会生活能力や社会機能を測る評価尺度、SCITは表情の認知や他者の意図の読み取りを扱う社会認知のトレーニング、WRAPは当事者が自分の元気を保つ計画を作る自己管理の手法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成