臨床実習にて訪問リハビリテーションに同行する学生の行動で最も適切なのはどれか。
臨床実習にて訪問リハビリテーションに同行する学生の行動で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 対象者との会話は常に録音する。録音には本人の同意が必要です。常に録音するという対応は、同意のない記録として個人情報保護の観点から認められません。
- ⑵ メモは実習終了後にゴミ箱に捨てる。個人情報を含むメモをゴミ箱に捨てると漏洩につながります。養成校や実習施設の定めに従い、返却や裁断など確実な方法で処分します。
- ⑶ 屋内の写真は許可を得ずに撮影できる。屋内の写真は住まいという私的な空間の記録であり、必ず事前に許可を得る必要があります。無断撮影は認められません。
- ⑷ 訓練実施後のバイタルサイン測定は必要ない。訓練による負荷の影響を確認するため、実施後のバイタルサイン測定は必要です。在宅では医療者が常時いないため、なおさら重要になります。
- ⑸ 指導者との対象者情報の共有は訪問先では行わない。訪問先で情報共有を行うと本人や家族に不安を与え、個人情報が第三者に漏れる恐れもあります。共有は訪問先を離れてから行うのが適切です。
解説
正解は⑸です。訪問リハビリテーションは対象者の生活の場に入る支援であり、本人や家族の目の前、あるいは移動中の車内や玄関先などで情報をやり取りすると、個人情報が漏れたり本人を不安にさせたりする恐れがあります。情報共有は訪問先を離れ、事業所内など安全な場所で行います。会話の録音や屋内の撮影には事前の同意が必要であり、実習で書いた記録は適切に管理して処分し、訓練後のバイタルサインの確認も欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成