日本ACLS〈Advanced Cardiovascular Life Supp…
日本ACLS〈Advanced Cardiovascular Life Support〉協会の定める一次救命措置のアルゴリズムの①から④の順で正しいものはどれか。① 呼吸確認② 心肺蘇生開始③ 周囲の安全確認④ 緊急通報とAED の準備
- ⑴ ①-②-③-④安全確認より先に呼吸確認を行う順序です。救助者が二次災害に巻き込まれる危険があり、最初の行動として適切ではありません。
- ⑵ ②-③-①-④心肺蘇生を最初に始める順序です。安全確認も呼吸確認も経ておらず、適応の判断ができていません。
- ⑶ ③-①-④-②安全確認から始まる点は正しいものの、呼吸確認と通報の順が入れ替わっています。通報とAEDの手配は呼吸確認より前に依頼します。
- ⑷ ③-④-①-②安全確認、緊急通報とAEDの準備、呼吸確認、心肺蘇生開始という順序で、救助者の安全確保と早期通報を優先する流れに合致します。
- ⑸ ④-③-①-②通報が安全確認より先になっています。現場に近づく前に安全を確かめることが最初の手順です。
解説
正解は⑷です。一次救命処置はまず③周囲の安全確認から始めます。救助者自身の安全が確保できなければ救助を続けられないためです。次に反応を確認し、④大声で応援を呼んで緊急通報とAEDの手配を依頼します。その後に①呼吸を確認し、正常な呼吸がなければ②直ちに胸骨圧迫から心肺蘇生を開始します。呼吸の確認は10秒以内にとどめ、判断に迷う場合は心停止とみなして胸骨圧迫を始めることが救命率を高めるうえで大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成