ソクマル作業療法士

58 歳の男性。アルコール依存症。長年、製造業に従事し晩酌を欠かしたことはなかっ…

58 歳の男性。アルコール依存症。長年、製造業に従事し晩酌を欠かしたことはなかった。徐々に飲酒量が増え、連続飲酒で入退院を繰り返している。今回Wernicke 脳症のため入院となり、その後Korsakoff 症候群が残遺した。状態が安定したため作業療法が処方された。この患者に出現する可能性が高い症状はどれか。

解説

正解は⑷です。コルサコフ症候群はビタミンB1の欠乏によるウェルニッケ脳症に続いて残る状態で、新しいことを覚えられない記銘力障害を中核症状とし、見当識障害や、記憶の欠落を埋めようとして事実でない話をする作話を伴います。作業療法では、覚えていないことを責めずに手順を書いて示すなど、記憶を外から補う環境づくりが求められます。ほかの選択肢は躁状態や統合失調症、不安症、心的外傷後ストレス障害などでみられる症状であり、この病態の中心にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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