ソクマル作業療法士

80 歳の男性。糖尿病で治療中。意識混濁と呂律緩慢のため救急車で搬入された。初診…

80 歳の男性。糖尿病で治療中。意識混濁と呂律緩慢のため救急車で搬入された。初診時の心電図(別冊No. 2A)と頭部MRI 拡散強調像(別冊No. 2B)を別に示す。この疾患の再発予防に使用される最も適した薬剤はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。心電図で心房細動が確認され、頭部MRI拡散強調像で急性期の脳梗塞が描出されるという組合せは、心房細動を原因とする心原性脳塞栓症を示します。この病型では心房内にできた血栓が流れ出して脳の血管を詰まらせるため、再発予防には血液が固まる過程そのものを抑える抗凝固薬を用います。抗血小板薬ではなく抗凝固薬である点が要点です。ほかの薬剤は狭心症、心拍数の調節、炎症、けいれん発作に対するもので、塞栓の再発予防にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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