ソクマル作業療法士

68 歳の女性。くも膜下出血後の四肢麻痺のため作業療法を行っている。現在、四肢の…

68 歳の女性。くも膜下出血後の四肢麻痺のため作業療法を行っている。現在、四肢の麻痺は、ほぼ認めない。高次脳機能障害が残存しMMSE を実施した。結果(別冊No. 1)を別に示す。次に行う検査で最も優先されるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。MMSEの結果から左側の情報を見落とす傾向が示されており、まず確かめるべきは半側空間無視ですから、行動性無視検査であるBITが最も優先されます。BITは線分抹消や模写といった机上の検査に加え、食事や書字など日常場面を模した行動検査を含むため、無視の有無だけでなく生活への影響まで把握できます。ほかの検査は作業遂行、遂行機能、日常記憶、視知覚全般をみるもので、いま目の前で疑われている症状を直接確かめる検査にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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