ソクマル作業療法士

62 歳の女性。5 か月前に左半身の脱力のため救急車で搬入され、右視床出血と診断…

62 歳の女性。5 か月前に左半身の脱力のため救急車で搬入され、右視床出血と診断された。現在、Brunnstrom 法ステージは上肢Ⅳ、手指Ⅲ、下肢Ⅲであり、座位では右に重心が偏移し、頸部は右に回旋していた。図のような検査所見を呈している。作業療法プログラムで最も適切なのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。右視床出血で座位の重心が右へ偏り、頸部が右に回旋していることから、この患者には左半側空間無視があると考えられます。無視に対しては、無視側である左方向へ能動的に注意を向けさせる働きかけが基本になります。頸部を左へ回旋させた姿勢で塗り絵を行えば、視野と注意が左空間に向き、頸部の固有感覚刺激も加わって左空間の認識を促せます。左から声をかける、教材を左側に置くなど、日常の場面でも左への探索を促す工夫を重ねます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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