出生時に出現していないのはどれか。
出生時に出現していないのはどれか。
- ⑴ Moro 反射モロー反射は出生時から認められ、生後4〜6か月ごろに消失します。出生時に出現していない反射ではありません。
- ⑵ Galant 反射ガラント反射は脊柱の側方を刺激すると体幹が同側に側屈する反射で、出生時からみられ、生後2か月ごろに消失します。
- ⑶ Babinski 反射バビンスキー反射は新生児期から陽性で、錐体路の髄鞘化が進む1〜2歳ごろに陰性化します。出生時から存在します。
- ⑷ 緊張性迷路反射緊張性迷路反射は頭部の空間位置によって全身の筋緊張が変化する反射で、出生時から認められ、生後4か月ごろに消失します。
- ⑸ 対称性緊張性頸反射対称性緊張性頸反射は出生時にはみられず、生後4〜6か月ごろに出現して8〜12か月ごろに消失する点で、他の原始反射と異なります。
解説
正解は⑸です。対称性緊張性頸反射は、頸部の屈曲・伸展に応じて上下肢の屈伸が対称性に変化する反射で、出生時にはみられず、生後4〜6か月ごろに一時的に出現して8〜12か月ごろに消失します。四つ這いへ移行する時期に関与する反射として位置づけられます。これに対し⑴から⑷はいずれも出生時からみられる原始反射で、生後数か月から2歳ごろまでの間に順次消失していきます。出現時期と消失時期を組にして覚えておくと判別しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成