改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉で「母指と示指による…
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉で「母指と示指によるつまみ動作」の通過率75 % が含まれる時期はどれか。
- ⑴ 3 ~4 か月この時期は手のひら全体で握る把握が中心で、母指を対立させてつまむ動作はまだ現れません。
- ⑵ 6 ~7 か月物へ手を伸ばして握れるようになる時期ですが、母指と示指を向かい合わせる精密なつまみには至っていません。
- ⑶ 9 ~10 か月母指を使った粗いつまみが現れ始める時期にあたりますが、指腹どうしを合わせるつまみの通過率75%にはまだ届きません。
- ⑷ 12~13 か月母指と示指の指腹を向かい合わせる精密なつまみが完成するのは1歳前後で、通過率75%はこの12〜13か月の区分に含まれます。
- ⑸ 15~16 か月この時期にはすでに大半の児が通過しており、通過率75%の位置としては遅すぎます。積み木を積むなど、より高度な操作が課題になる段階です。
解説
正解は⑷です。改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査の微細運動・適応の領域では、手指の把握が段階を追って並んでいます。手のひら全体で握る把握から、四指で寄せ集める熊手状の把握を経て、母指と示指の指腹を向かい合わせる精密なつまみが完成するのは1歳前後で、その通過率75%は12〜13か月の時期に入ります。⑴から⑶はまだ精密なつまみが完成していない時期にあたり、⑸では通過率がすでに90%を超える段階になるため、いずれもあてはまりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成