足関節で正しいのはどれか。
足関節で正しいのはどれか。
- ⑴ 距腿関節は2 度の運動自由度をもつ。距腿関節は背屈と底屈だけを行うらせん関節で、運動自由度は1度です。2度ではありません。
- ⑵ 後脛骨筋は外がえしの共同筋である。後脛骨筋は内がえしの主動作筋です。外がえしに働くのは長腓骨筋や短腓骨筋などの腓骨筋群です。
- ⑶ ヒラメ筋は足部内がえしに作用する。ヒラメ筋は踵骨隆起に停止して底屈を起こし、その走行から距骨下関節では内がえしにも作用します。
- ⑷ 足根中足関節の主な運動は滑りである。足根中足関節は平面に近い関節面を持ち、主な動きは骨どうしがずれる滑り運動です。
- ⑸ 立方骨は内側縦アーチを構成する骨の一つである。立方骨は外側縦アーチを構成します。内側縦アーチは踵骨、距骨、舟状骨、楔状骨、第1から第3中足骨でつくられます。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では3・4のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑶と⑷で、どちらを選んでも正解になります。設問は一つ選ぶ形ですが、公表された正答値表では両方が正答として扱われました。ヒラメ筋は踵骨隆起に停止して足を底屈させ、その走行から距骨下関節では内がえしにも働きます。足根中足関節は平面に近い関節面をもつため、主な動きは骨どうしがずれる滑り運動になります。これに対し距腿関節は背屈と底屈だけを行う一自由度のらせん関節であり、後脛骨筋は内がえしの主動作筋、立方骨は外側縦アーチを構成する骨ですから、これらの記述はいずれも誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成