臨床実習施設で職員からハラスメントを受けた場合、学生の対応で最も適切なのはどれか…
臨床実習施設で職員からハラスメントを受けた場合、学生の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 詳細は記録せず口頭で報告する。口頭だけでは内容があいまいになり、後から事実確認ができません。日時や場所、具体的な言動を記録しておくことが大切です。
- ⑵ 養成校の実習担当教員に相談する。養成校の実習担当教員に相談すれば、学校を通じて施設に事実確認や環境調整を求められます。学生が不利益を受けずに対処できる方法です。
- ⑶ 自分がハラスメントを受けた原因を振り返る。ハラスメントの責任は行為をした側にあります。自分に原因を求めると自責が強まり、相談や対処が遅れて状況が悪化します。
- ⑷ ハラスメントをした相手との距離は変えない。被害が続く恐れがありますので、二人きりにならないなど距離の取り方を変えて身を守ります。これまでどおりの関わりを続けるのは適切ではありません。
- ⑸ 自分が不快に感じた言動を相手に悟られないようにする。我慢して隠すと行為が繰り返されます。安全が保てる範囲で不快であることを伝え、伝えられない場合は第三者に相談することが必要です。
解説
正解は⑵です。学生は実習施設に対して弱い立場にあり、一人で抱え込むと問題が続いてしまいます。まず養成校の実習担当教員に相談すれば、学校から施設に事実確認や環境調整を求めることができ、実習の継続や中断についても本人の不利益にならない形で判断してもらえます。相談にあたっては、いつ、どこで、誰から、どのような言動があったかを具体的に記録しておくと、事実確認が進めやすくなります。ほかの4つは、記録を残さない、自分に原因を求める、身を守る行動を取らないという点で適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成