自殺の二次予防はどれか。
自殺の二次予防はどれか。
- ⑴ 自死遺族へのグループケア自死遺族へのケアは、すでに起きた出来事の影響を和らげて後追いを防ぐ取り組みで、三次予防に当たります。二次予防ではありません。
- ⑵ 住民参加型健康教室の企画住民全体を対象に健康づくりの機会をつくる取り組みで、問題が起こる前の段階の一次予防です。早期発見を目的とした活動ではありません。
- ⑶ うつ病パンフレットの全戸配布全戸配布は不特定多数への啓発であり、一次予防に当たります。個別の対象を見つけて介入する二次予防とは段階が異なります。
- ⑷ 自殺念慮者に対する精神的ケアすでに死にたい気持ちを抱えている人を見つけ、直接ケアする取り組みです。早期発見と早期対応に当たるため二次予防になります。
- ⑸ 傾聴ボランティア養成講座の開催支え手を育てる人材養成であり、体制づくりとしての一次予防です。特定の対象者への早期介入そのものではありません。
解説
正解は⑷です。二次予防は、問題を早期に発見して早期に対応し、重症化を防ぐ段階を指します。自殺の場合、すでに死にたいという気持ちを抱えている人を見つけ出し、その人に直接精神的なケアを行うことが二次予防に当たります。これに対し、健康教室や啓発資料の配布、ゲートキーパーとなる人材の養成は、問題が起こる前の環境づくりですので一次予防です。また自死遺族へのグループケアは、起きてしまったあとの影響を最小限にする三次予防に位置づけられます。段階の違いを対象で見分けましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成