関節リウマチ患者の日常生活の評価に用いられるのはどれか。
関節リウマチ患者の日常生活の評価に用いられるのはどれか。
- ⑴ Larsen 分類ラーセン分類は単純エックス線写真の所見から関節破壊の程度を段階づける指標です。画像所見であり、生活動作の自立度は表しません。
- ⑵ Lansbury 指数ランズベリー指数は朝のこわばりの時間や握力、赤沈値などから病気の勢いを数値化する指標です。日常生活の自立度を測るものではありません。
- ⑶ Steinbrocker のクラス分類日常生活動作の自立度をクラス1から4で表す分類で、生活面の評価に直接用いられます。クラス4は身の回りの動作がほぼできない状態です。
- ⑷ DAS 28〈disease activity score 28〉28か所の関節の腫れと圧痛、患者さんの全般評価、炎症の血液所見から病気の勢いを算出する指標です。治療効果の判定に使います。
- ⑸ AIMS〈Arthritis Impact Measurement Scale〉関節炎の患者さんの健康状態や生活の質を多面的に尋ねる自己記入式の尺度です。日常生活動作の自立度を段階づける分類ではありません。
解説
正解は⑶です。スタインブロッカーのクラス分類は、関節リウマチの患者さんの日常生活動作の自立度を4つの段階で表すもので、クラス1は不自由なく生活できる状態、クラス4は身の回りのことがほとんどできず寝たきりに近い状態を指します。生活面を直接みる分類なので、日常生活の評価として用いられます。同じスタインブロッカーでも進行度を骨破壊の程度で表すステージ分類は別物です。ほかの選択肢は関節の破壊像や炎症の勢いを測るもので、生活動作そのものを表す指標ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成